1200年の歴史を今に伝える。伝統の三河木綿

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西暦799年(平安時代の初め頃)桓武天皇の頃、崑崙人が三河国の天竺村(今の愛知県西尾市)に綿種を持って漂着したのが、日本の棉の伝来と言われています。

江戸時代以降、三河地方では棉の栽培と綿織物が盛んとなり、この地方の織物は「三河木綿・三河縞」という地域ブランドでとして多くの人に愛用されました。

今日では、織、染、縫製、産元(産地問屋)など一次加工品から最終製品までを地域内で一貫して提供できる全国的にも特色を持った「三河繊維産地」として知られています。 

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さらには、こうした歴史ある織物、繊維ロープを始めとした繊維産業、そして農業、漁業、観光など、この地域では特色のある多彩な産業が形成されています。

「テックスビジョン2012ミカワ」では、"1200年の歴史を今に伝える。伝統の三河木綿"をテーマとして、伝統産業としての、また現在の蒲郡の繊維をより身近に学び、楽しんでいただける「場」を目指しています。

ぜひ、この三河の地で、三河木綿の歴史、現在そして新たな潮流に触れ、「繊維のまち蒲郡」を感じていただければ幸いです。

テックスビジョンミカワ
 開催委員会事務局
愛知県蒲郡市港町18-23
TEL.0533-68-7171